「不安になってはいけない」は間違いです!
「不眠」「胃痛」「過換気」「パニック」
これらの症状が起きるときは、
大抵何かに強い不安を感じた時ではないでしょうか?
✅過去のつらいことを思い出し、また起きるのではないかと不安になった
✅仕事や学校に行くことに不安がある
✅苦手な人に会わなければいけない、行きたくないところへ行かなければならない不安がある
✅明日のことを考えて不安になる
✅ネガティブな結果を考えて不安になる
✅将来のことを考えていたら不安になった
など、不安はどこからもやってきます。
特に、HSPの深く考える力は、マイナスに働くとより不安を増幅させます。
そして、先読みの能力、イメージ力の強さなどもその要因となることも。
不安なことを考える
↓
不安にならないようにしなきゃ
↓
余計に不安になる
↓
こんな自分はダメだ
↓
こんな自分なんて嫌い
↓
身体症状が出て苦しい
↓
何とかしなければ
↓
と、《悪循環》はどんどん繰り返されます。
こんな《不安の悪循環》の解決方法は、不安になってもいいと思うこと。
不安になってはいけないと思うことで、不安はさらにグルグルと大きくなりながら脳内を駆け巡ります。
例えば、「不眠」を例に挙げてみましょう。
何かわからないけど不安がある
↓
なんでこんなに不安になってしまうんだろう
↓
こんなことを考えていたらまた今日も眠れなくなってしまう
↓
こんなことを考えてしまう自分はダメだ
↓
こんな自分は嫌い
↓
さらに眠れなくなる
↓
早く不眠を治さなければ
(何とか眠れるようにならなければ)
↓
できないからまた不安になる
こんな《悪循環》です。
不安が強いと感じている方は、こんな状況に当てはまっていませんか?
不安とは、本来どの人にもある感情です。動物にもあります。
不安がなければどうなると思いますか?
不安がなければ、危険予知もできません。
断崖絶壁に片足で立ってもなんとも思わなければ、人は簡単に死んでしまいます。
不安は生きていく上で必要なことなのです。
不安障害など、過剰に不安になってしまう人は「不安センサー」が人より過剰に反応してしまっているだけなのです。
なので、
今のつらい症状を改善したいと思っている方は、
不安はあってもいいものと捉え、
その過敏になってしまっているセンサーを正常にしていく
という考えを持つことが、大切になってきます。
まずは、①悪循環に入ってしまっていること、②センサーが通常より敏感になっていること
この2つに気づいてみてくださいね。
身体症状が出てしまっている方、不安が原因かなと感じている方は
悪循環から抜け出すお手伝いをさせていただきます。
お早めにご相談くださいね(*^-^*)