「学校に行くことを嫌がります。私は母親としてどうしたらいいのでしょうか?」
小学生の子を持つお母さんから、よくこのようなご相談をお受けします。
同じようなお悩みをお持ちの親御さん。
今、誰かの力を借りようとしていることは、必ず現状を抜け出すヒントになります。
お子さんが、ご自身が、今よりつらくなってしまう前に、ひとりで悩まずに一緒に現状を抜け出しましょう。
こんなお悩みありませんか?
【お母さんの状態】
✔ 親として子供へのどのように接したらいいかわからない
✔ 子供のことを考えると自分も不安になってしまう
✔ 学校に通わせない方法も選択肢に入れた方がいいのか悩んでいる
✔ 子供のことがわからない
【お子さんの状態】
✔ 腹痛や頭痛、喉の痛み、吐き気など、体の症状が出てしまう
✔ いつも元気がない(もともとは活発だった)
✔ 昼夜逆転していて、家族とも顔を合わせない
✔ ゲーム、テレビ、タブレットなどに夢中で、依存症になっていると感じる
✔ 不安が強く、夜眠れなくなることが多い
✔ 学校に行こうとすると体が動かない(行きたいとは思っている)
✔ いじめを受けて人と関わることが怖くなってしまった
✔ うわの空で、どんなことも集中できない
✔ 些細なことをとても気にする
このようなお悩みがある方は、一度お話しをお聞かせください。
現状をお伝えいただくことで、お子さんに合ったカウンセリング方法をご提案させていただきます。
不登校から回復するまでには、段階があります
不登校には、様々な心の段階があります。
段階によって、その子への接し方が変わってきます。
この段階によって、お子さんに適した対応の方法が全く異なります。
ここを間違えてしまうことで、お子さんの心の葛藤が強くなり、感情が不安定になったり、大人に不信感を強く抱くようになってしまいます。
例えば、
初期段階では、お子さんの不安や身体症状がさらにひどくならないように
本人が安心でき、十分な休息をとれる環境作りが大切です。
関わり方としては、本人の意見を尊重してすべてを受け入れ、孤立感を和らげてあげる接し方が必要になります。
その過程を乗り越えると、次の段階に入ります。
日常の生活を取り戻す時期に入っても
初期のころのまま、お子さんの言うことを全部受け入れるだけでは、先に進むことができません。
少しずつ社会に出るために、軽く背中を押してあげる必要が出てきます。
まず初めに親御さんがしてあげられることとしては、《今お子さんがどの段階にあるのか》ということを見極めることになってきます。
なので、
できればお子さんがカウンセリングを受ける前に
先に親御さんがカウンセリングを受けていただきたいと考えます。
そうしますと、今どの段階にお子さんがいるのかを知り、お子さんに対して適切な接し方ができるようになりますので
お子さんとの気持ちのすれ違いが起きにくくなり、スムーズに回復できるようになってきます。
ご家族の方の対応や気持ちの伝え方が重要になってきます
お子さんを想うがあまりに、一番よくしてしまいがちなこととしては
「お母さんの不安」と「お子さんの不安」を混同してしまうことです。
例えば、
「社会人になっても外に出られないままだったら…」「このまま心の病気に発展してしまったら…」など、ご自分の抱える不安が知らず知らずのうちにお子さんに伝わってしまうと、現状でもたくさんの不安を抱えているお子さんに、さらにお母さんの不安をプラスしてしまうことになります。
そうなると、お子さんの不安感が増大して、身動きがとれなくなってしまうという場合もあります。
こういったお母さんの不安自体も解消できるようにしていくことも大切になってきます。
その他にも、お子さんが親御さんに助けやアドバイスを求めてきたときに、「相談に乗る順番」もとても重要になります。
お子さんが親御さんに相談にきた時に、せっかく相談してくれたんだからまずは「何か言ってあげなきゃ。」と思い、意見やアドバイスをしようと考えるかと思います。または、親としてどう対応したらよいか戸惑い、返す言葉を失ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時に、親御さんが適切に自信をもって対応できると、お子さんの安心感も増し、信頼も厚くなります。
不登校になる原因はひとりひとり違います
不登校になる原因は、お子さんによって様々です。
中には、「そんなことで?」と思われてしまうようなことが原因の場合もありますが、
本人にとってはとても重要な問題なのです。
過去のいじめが原因となっている場合や、
ほんの些細な一言で心に傷を負ってしまった場合などは
人と接することが怖くなり、自分を守る術として人と接しないことを選んだりします。
相手を思いやったり、自分より他人を優先する傾向のある子は、
本来の自分が素直に出せず、無意識でストレスをため込んでいることもあります。
ひとりひとりお子さんによってカウンセリングの内容は異なりますが、カウンセラーと親御さんで協力しながら進めていくことになります。
どんな場合でも必ず解決の糸口はあります。
焦らずじっくりと一緒に取り組んでいきましょう。
カウンセリングを受けられた方のご感想
希望が持てました。
【愛知県 39歳:お母さん 8歳:お子さん】