《不登校予備軍》に対応する最初の一手とは?
「学校に行きたくない」
お子さんからこのような訴えがあることはありませんか?
それは、もしかして
お子さんからお母さんへの≪HELP≫かもしれません。
ふとした瞬間にお子さんが発する言葉。
ひょっとしたら、ただ単に
「ゲームする時間が欲しいから」とか「面倒くさいから」という理由である可能性もあります。
しかし、
お子さんが学校生活において
「なにか過ごしづらい」
「うまく自分が出せない」
など、学校が楽しいと思えない何かがあるのかもしれません。
例えば、
✔ 友達にやりたくないことに誘われたが、断れない
✔ 迷惑かもと気にしてしまい、素直に一緒に遊びたいと言えずに我慢してしまう
✔ みんなと同じことをしなければいけない意味が分からないから、合わせることがつらい
✔ わかってもらえないかもと思い、自分の意見が言えない
✔ 怒られるかもしれないと思い、先生の前だと萎縮してしまう
✔ 周りの音や声に敏感で、ビクビクしてしまう
✔ 時間に追われるのが嫌で、せかされている気がしてしまう
✔ 特に楽しいと思うことがない、やりたいことがない
もし、これらに当てはまる場合、
こんなことが毎日続けば、学校に行きたくなくなってしまいますよね。
そして、お子さんのことを思うお母さんとしては、こんなことを思って「学校に行きたくない」と言っているお子さんに対して、どうやって声を掛けたらいいか、どう対応したらいいか悩んでしまいますよね。
・学校に行きたくない ・本当は行きたい ・行かなければならない
・行かせなければならない ・できれば行かせたい
こんな葛藤を繰り返しているうちに
日々の忙しさに慌ただしく時間だけが過ぎていき、そのまま何事もなかったようにまた子供は登校する。
もしくは、お子さんなりに悩んで悩んで、やっと発した言葉が「学校行きたくない」だった可能性もあります。
今はその場をやり過ごしているお子さんも、積み重なっていけば想いは強くなります。
状況はご家庭によって様々ですが、
もしかして「不登校」になってしまうのでは?
という想いがよぎる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「不登校」とは…
何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくてもできない状況にあること(ただし、「病気」や「経済的な理由」によるものを除く)をいう。
もしかして、うちの子不登校になってしまうのでは?と感じているお母さん。
漠然と不安になっていませんか??
お子さんは、学校に行きたくない
お母さんは、学校に行かなくなってしまうのではないかという不安がある
これでは、お二人そろって悪循環に入ってしまいます。
これを解決するには
まずは、お母さんが《悪循環》から抜け出す必要があります。
なぜなら、お母さんが悪循環から抜け出すことができれば、お子さんも簡単に抜け出すことができるからです。
例えば、
今のあなたはお子さんの何が不安ですか?何が気にかかりますか?
お子さんが学校に行かないと何が問題になりますか?
お子さんを学校に行かせることで何が問題になりますか?
・無理して学校に行かせているかもしれない
・つらい思いをしているのに心配かけまいと我慢しているかもしれない
・学校に絶対に行きなさいと返事が返ってくると思って言えないのかもしれない
など。
あなたが心配していることは、本当に心配すべきところで合っていますか?
あなたが不安に思っていること、お子さん本人に聞いてみとことはありますか?
まずは、お子さんが学校に行きたくない理由をゆっくり、じっくり聞いてみましょう。
そして、あなたの不安と照らし合わせてみてください。
お子さんの理由と、あなたの不安に思うことは合っていましたか?
お子さんの「本当の理由を知る」ことは、初歩的なこと、些細な事、当たり前にのことと感じている方もみえるかもしれません。
でも、その当たり前だと感じることも、もしかして「きっとこうなんじゃないかな」という先入観があったり、「こうに違いない」という決めつけがある可能性があったり、お母さんが不安に思っていたが案外本人は気にしていなかったり、全く別の理由があったりするかもしれません。
まず、振り出しに戻って、
①「なぜ学校に行きたくないと感じているか」を本人の口からじっくり聴く
※本音を話しても大丈夫なんだという安心感を持たせてあげるために、どんなことでも「否定はしない」ようにしましょう
②お母さん自身が不安に思っていたことと、お子さんから聴いた悩みにギャップがあったのか、なかったのか確認
③まずは、それを踏まえてご自分の不安を整理
これをすることで、お母さん自身の不安が軽減され悪循環に陥ることを防げます。
何かお子さんの言動で不安になったときは、「悪循環に入るかも」と、まずは気づいてください。
もしかして、不安にならなくてもいいことで不安になっている可能性もあります。
「気づく」ということは、ご自分を「客観的に見る」ことができているということになります。
主観ばかりでグルグルとしてしまう、漠然とした不安からご自分で脱することができます。
そして、お子さんの「学校に行きたくない」本当の理由も明確になるので
次のステップに進むことができます。
「学校に行きたくない」と、お子さんがサインを出したときに、何からしてあげたらいいか悩まれた方。
まずは、↑の方法を試してみてくださいね。
また、お子さんが学校へ行きたくなくなる状況としては、
HSCや発達障害が原因となっていることも多くあります。
うちの子、発達障害なのかな?HSCかな?と感じ、対応に悩まれるようでしたら
まずはお母さんからお話をお伺いいたしますので、ぜひお試しカウンセリングにお申込みください。