泣かずに自分の気持ちを伝えられるようになるための「3ステップ」

泣かずに自分の気持ちを伝えられるようになるための3ステップ

 

以前、自分の事を話そうとすると泣けてきてしまう人へ

まずはじめの対処法をお伝えしました。

 

今回は、次の段階についてお話させていただきたいと思います。

 

 

あなたは、どんな時に涙が出てきて話せなくなってしまいますか?

自分の事を話そうとして泣けてきてしまう状況を思い出してみてください。

 

 

相手にどんなことを言われた?相手の表情は?

自分はどうしたい?自分の行動は?

 

そして、大事なのは

「今、自分がどんな感情を抱いているか」

そこを、じっくりと探ってみながら思い出してみてくださいね。

 

泣かずに話ができるようになるには、その場しのぎの対処では解決できません。

 

自分の本当に感じている想いに耳を傾けることを意識しながら

やってみてくださいね☆

 

まず1つ目は、

「今の自分の本当の気持ちを確認する」

 

 

今、自分の事を話そうと思っている時、あなた自身はどんな感情を抱いていますか?

 

・うまく伝わるかな

・こんなこと言って、どう思われるかな

こういった自分が認めやすい感情もあるでしょう。

 

しかし、そのさらに奥に潜んでいる感情はどんな感情でしょうか。

 

・自分の意見を受け入れてほしい

・自分の考えを認めてほしい

・共感して同じ気持ちになってほしい

・すごいね!頑張ったね!と言ってほしい

 

こういった感情を、ご自分で否定していませんか

 

 

「こんなこと思ってはいけない」

「こんなこと思っていると思われたくない」

「どうせ無理だとわかっていて伝えるのは無駄だ」

 

そう感じることで、

気づかないうちに自分の感情に蓋をしてしまい、出すことができず

徐々に溜まってきているかもしれません。

 

一度、自分の本当の気持ちを深く探ってみるといいですね。

 

 

 

2つ目は、

「伝えたときの相手の反応や返答、相手の考えはいったん隅に置いておく」

 

自分がストレートに気持ちを出す前に、まず考えてしまうのが

相手の反応や返答、相手の考えですよね。

 

そして、

こうなるであろうという未来も予測したりします。

 

しかし、必ずしもその通りになるとは限りませんし、

伝え方によっては違う未来になるかもしれません

どうなるか分からないことを決めつけて、行動を起こせないというのは

ちょっともったいないかな。という気がします。

 

まずは、自分の考えに目を向けます。

どういう考えで、どういう行動を起こしたいのか。

相手の感情を察しやすいというご自分の特徴も

念頭に置いておくことも一つの手段です。

 

今、自分の伝えたいことがある状況で

相手の事を考えて過ぎてしまうのは、

相手の敷地に入り込み過ぎている可能性もあります。

 

まずは、相手の事を考え過ぎてしっまっていることに気づき

自分を客観視してみたうえで

自分と相手の考えに境界線が引けるといいでしょう。

 

特にHSP気質の方は、自分の考えを伝えることに対して

その後の展開が予測できてしまうかもしれませんが、

そこもいったん隅に置いておくと

スムーズに行動できるようになりますよ(*^-^*)

 

 

 

3つ目は、

「その自分の考えや気持ちを、自分自身が認めてあげる」

 

自分の考えに対して、自分自身がどう感じているか。

それについて、さらにどう感じているか。ほかにはどう感じるか。

そこを、ご自分が1番理解してあげているでしょうか?

 

例えば、私の場合ですが、

主人に「友達と高級ディナーに行きたい」と伝えたいとします。

 

ここで感じるのは・・・

・自分だけ高価なおいしい料理を食べに行ってしまい気が引ける

・口には出さないが夫は良く思わないに決まっている

・家族には質素なご飯で我慢させてるのに申し訳ない

という感情が湧き、伝えることを躊躇してしまいます。

 

でも、

自分の考えや気持ちはそれだけではありません。

・たまの休みに友達とおいしい料理を楽しく食べに行って何が悪いの?

・毎日家事や仕事を頑張っているんだから、これぐらいの贅沢しても罰は当たらない

・私だってストレスも溜まるんだからそれくらいわかってよ!

 

という、別の角度から見た感情もあります。

 

 

そこで、

「自分だけ贅沢をして申し訳ないと感じているんだね」

「旦那さんに理解してほしいと思っているんだね」

「いつも家事や仕事を一生懸命頑張っていて、えらいね」

と、

自分の考えをすべて受け止めてあげます

 

そうすることで、

こんなこと考えてしまう自分はダメだ ⇒ 我慢しなきゃ

と、自分の考えを否定し、感情に蓋をして

さらに感情をため込んでしまい、突如あふれ出す。

という悪循環を繰り返すことを防げるようになります。

自分の事を話そうとすると泣けてきてしまう人は、

今、ご自身の涙が教えてくれたことを機に

ご自分のさらに深いところで感じている気持ちに気づいてみるのも

ご自分のことをさらに深く知る、とてもいい機会になると思います。

 

 

①今の自分の本当の気持ちを確認する

②伝えたときの相手の反応や返答、相手の考えはいったん隅に置いておく

③自分の考えや気持ちを、自分自身が認めてあげる

この3つを意識することで、徐々に自分の考えや思いが伝えられるようになります。

 

あなたの本当に抱えているものは何でしょうか。

 

・普段から人の意見を優先させて、自分は我慢することに慣れている

・頑張っている自分を認めてあげることができていない

・自分の本当の気持ちと向き合うことが怖い

・自分の考えを伝えることで、どう思われるかを考えてしまい、伝えることが不安

 

HSPの方は、小さなころから大人の顔色を敏感に察知し、空気を読んで我慢して生活してきている方も多くおられます。

我慢していることにも気づいていない場合もありますし、我慢することが当たり前になっている場合もあります。

 

しかし、大人になってくると

自分の意見を伝えなければならない状況が出てきたり、伝えたいと感じる場面が増えたりします。

 

我慢してきた分、感情が高ぶり、涙になって溢れてしまうこともあります。

 

今、この機会に

頑張ってきた自分や、他人を優先させてきた自分を労り、

本当の自分の想いに自分自身が耳を傾け、

「よく頑張ってきたね」と自分に言ってあげられるような

そんな、「自分に優しい自分」になってみるのもいいですね。

 

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