アダルトチルドレン(AC)克服の秘訣!!
アダルトチルドレン(AC)の原因は、おもに家庭環境にあると言われています。
しかし、そればかりではなく
アダルトチルドレンを引き起こす原因の一つとして、HSP(HSC)も考えられると私は思っています。
※HSCとは、Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略で、HSPの幼少期のことや、大人になる前のHSP気質の子どものことを言います。
なぜなら、HSP(HSC)は人の表情や声色、態度に敏感なために必要以上に相手の望んでいることを察してしまいます。相手が望んでいないにしても、「そうに違いない」という思いも強いため、「そうさせられた」と感じてしまうからです。
それによって、非HSCの場合は親からの影響とまではいかないことも、HSCは過保護にされてきたとか、過干渉だとか、過度な期待があったと感じてしまうことが多いのです。
その《捉え方》によって、幼少期に素直な子供らしい自分を充分に出し切れない環境を、自分で無意識のうちに作ってしまうため、大人になってからその影響を受けアダルトチルドレンになってしまうと考えられるのです。
たとえば、子供の頃
母親が「○○ちゃん、今日のテスト100点とってすごいね!ママ嬉しいな。」
の一言に対し、次のテストで90点だった時にする反応は、
非HSCの場合、「90点でもまぁいっか。」もしくは、母がどう答えるかまでは想像していない場合が多いです。
それに対してHSCの場合、
「100点じゃないからママは喜んでくれないかな」「100点じゃなきゃ恥ずかしい」「この次も100点じゃなかったらどうしよう、ママは悲しむだろうな」という思考になり、100点じゃなきゃ大好きな母を喜ばせることができないに違いない、期待に応えられず怒られるかもしれないと考えることが多いのです。
これは、日常でよくある会話ですが、HSCは相手の考えを先読みすること、感情を察することに長けているため、たった一言でこういう思考になりがちです。
そして、
母は本当は50点、0点でも気にしない人だったとしても、勝手に「100点じゃないと怒られるに違いない」「喜んでくれないに違いない」と決めつけてしまうところもあります。
そういった幼少期に感じた家庭での小さな出来事は、徐々に蓄積されて、大人になってからACという形で現れ、さらに大人になったHSCは
「私が今苦しんでいるのはACのせいだ」
「子供のころに過剰に期待されてたからだ」
「家庭環境(親の態度)に問題があったんだ」
という思考になり、自分を知る機会を逃してしまいます。
「根本は家庭に原因がある」と感じてはいるが、自分のACの原因の一つがHSPかもと疑いをもっている方!
そんな方がHSPを理解することで、
現在、敏感気質のお子さんを子育て中のママであれば
HSCの子がACになることを防ぐこともできますし、
今、自分がACで悩んでいる方は
ACを克服しながらHSPと上手に付き合っていくこともできます!!
ですので、
ACかなと思っている方で、なんとなくACチェックに当てはまらずモヤモヤしている方は
HSPである可能性があります。
HSP気質は繊細なので、ほかの心の病気に発展することも多いです。
私ってACかな?ACの原因はHSPなのかな?と感じている方、
お気軽にご相談くださいね。
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あなたのモヤモヤ期間が少しでも短く済むように、お早めにご連絡ください!