反省は大切。でも・・・
大切なイベントが終わったとき、
そして、思うような結果が出なかったとき
「やっと終わった…」
「ホッとした」
「気を落とす」
「後悔」
などの感情が起こります。
次に、
「次はこうしよう」
「もっと頑張ろう」
「反省」
「次の目標」
「改善策」
などを考える場合もあるでしょう。
しかし、
次につなげるためにはこれだけではだめなのです。
前回の記事でお伝えしましたが、
《大切なのは結果ではなくプロセス》である。
ということを覚えているでしょうか?
もちろん結果は良い方がいいかと思います。
例えば…
好きな人に告白してうまくいかないより、うまくいった方がいい。
就職試験で、不採用より採用された方がいい。
大会に出場したら、優勝できるのが1番いい。
そんな思いもあってもいいんです。
しかし、
思うように結果の出ないことは日常ではたくさんあります。
どんなに頑張っても結果が出ない。
そんなことも少なくありません。
そんなとき、
結果重視ばかりしていると、
《自分の望むことは叶わない》という暗示が
知らず知らずのうちに自分自身に刷り込まれてしまいます。
気づくと
《自分はどんなに頑張っても結果が出せない》
と、心の中で決めつけてしまう自分が出来上がってしまうのです。
そうなってしまっては
何を望んでも叶うようにはなりません。
今、結果が出せない人は
心のどこかで、自分にそんな暗示をかけていませんか?
そんな暗示を解く方法があります。
それは、
何かイベントが終わった後の自分への言葉がけを1つ追加してください。
まず、
「悲しい」「悔しい」という自分の感情をすべて出し切ってみてください。
そして、
「反省」「目標」「改善策」の前に、1つ追加してみましょう。
自分自身へ
「よく頑張ったね」
「○○できたこと、すごいね!」
これを追加してあげてください。
すごく簡単なことですが、
次にまた同じことを繰り返し、自信がなくなってしまう方に多く見られるのは
圧倒的にココが欠けているのです!!
「自分自身の頑張りを認める」
「自分がかけてきた想いを受け止める」
「頑張った自分を労う」
あなたはできていますか?
今までこの日の為に、
時間を使い、労力を使い、
この日がなければしていなかったであろう努力を積み重ねてきましたよね?
本当はすごく頑張ったんです。
まだまだ頑張りが足りないと感じることもあるかもしれません。
でも、
100%頑張れたことだけが、「頑張った」ではないのです。
たとえ5%でも10%でも、
頑張ったことに変わりはありません。
この数%を見逃さないこと!
これこそが次への原動力となります。
結果よりもプロセスを重視するということは、
結果は悪くてもいいということではありません。
いい結果が出せても、たまたまでも意味がありません。
うまくいかなかったことを、次に生かすことができること。
その答えは、プロセスの中にあります。
あなたは、次に同じ状況に遭遇した時に
どのような気持ちでそれに立ち向かいますか?
「自分にはできない」
という暗示がかかったまま、ひたすら努力を続けるか
「自分ならいつか成し遂げられる」
と、自分を信じて立ち向かえるか
それによって、今後の人生は大きく左右されます。
分かりやすく、イベントでの場合をお話しましたが、
日常生活においても《労う、認める、褒める》ということはすごく重要なことです。
しかし、それをしていない方が大半だと思います。
日本人は謙遜をしますので、こんな事で褒めてはいけないと感じるのでしょう。
でも、それをしないと自己肯定感は育まれません。
自己肯定感が低い人は、
他人からの評価を求めます
他人と自分を比べます
他人の顔色が気になります
自分の意見や考えに自信が持てません
これらのことでお悩みの方、
今の生き方で1年後、5年後、20年後。
幸せに過ごせているでしょうか。
何か変えたいと感じたら、どんな小さなことでもいいので行動を変える必要があります。
行動が変わらなければ、人生も変わりません。
自己肯定感を高めること。
その第一歩の行動として、
自分を《褒める・労う・認める》ということを、日常生活で取り入れてみてくださいね。
自分でやってみたけどうまくいかない、という方、
一人で取り組むよりも、専門家と一緒に取り組むことで
格段に速く効果が出てきます。
いつでもお気軽にご相談くださいね(*^-^*)